◇国内男子◇〜全英への道〜ミズノオープン 2日目(24日)◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)◇7461yd(パー72)◇晴れ時々曇り(観衆1299人)

「緊張感のあるパットが打てました」と、18番で2.2mのバーディパットが予選通過につながった。62位から出た石川遼は3バーディ、3ボギー「72」で回って通算イーブンパー53位。本大会4年連続で決勝ラウンド進出を決めた。

この日はショットのミスがボギーにつながり、ショートゲームで耐える展開。フェアウェイキープ率28.571%(4/14)は全体120位。数字上ではティショットが振るわなかった。

プレーを終えて課題に挙げたのは、220〜250ydからグリーンを狙うショット。「ユーティリティでグリーンを狙うことが多いので、距離感が合っていないといけない。ドライバーからユーティリティの精度をよくしていきたい」と話した。

予選通過と同時に、今大会の上位3人(有資格者を除く)に付与される「全英オープン」(7月18日開幕/スコットランド・ロイヤルトゥルーン)出場権獲得の望みもつないだ。「もし考えられる位置にいたら」とまずはショットの改善に集中する。

20日(月)に行われた「全米オープン」(6月13日開幕/ノースカロライナ州パインハーストリゾート&CCパインハーストNo.2)の日本地区最終予選会では、トップ通過で2年連続8度目の本戦出場を決めた。

2014年大会以来10年ぶりの全英出場への可能性を残して、週末に入る。(岡山県笠岡市/谷口愛純)