岐阜県美濃市のうだつの上がる町並みで4、5日の両日、音楽イベント「じゃずストリートみの」が開かれ、ジャズの音色が町並み一帯を包んだ。

 美濃市のNPO法人「ジャズストリートクラブ」が主催し、昨年に続き2回目。古民家など7カ所が会場となり、県内外の約50組がオリジナル曲やスタンダードナンバーを披露した。

 最終日の5日には、旧今井家住宅で、バンド「うだつ」がうだつの上がる町並みをテーマにしたオリジナル曲を披露。愛知県のデキシーランドジャズクラブ「お達者クラブ」は演奏しながら町並みを行進し、大勢の観光客から拍手と歓声が送られた。

 同法人の猿渡通裕理事長(65)は「2日間とも天候に恵まれ、昨年以上に盛況だった。多くの人に楽しんでもらえてうれしい」と話した。