アマチュアのリ・ヒョソン(韓)が国内女子ツアーのワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ(茨城県/茨城ゴルフ倶楽部 東コース)で快挙達成。最終日にメジャー史上最大の7打差を逆転し、ツアー史上最年少15歳176日での優勝となった。

―今の気持ち

 今でも優勝したことが信じられないです。今回はリラックスした気持ちでプレーしようと挑みました。日本のメジャーで優勝できて本当に嬉しいです。

―優勝を意識したところは

 15番でバーディを獲った時にトップと2〜3打差だったと思います。その時に上手く行けば優勝できるかもと思いましたが、そのせいか16番でボギーにしてしまったので、残りの2ホールはいつも通りにやろうと思いました。

―ホールアウト後の心境

 18番のイーグルまでは平常心を保ってプレーしていましたが、スコアカードを提出した時から手が震え始めました。

―初日は3オーバーだった

 初日はショットがダメでしたし、パットも決まらなかったので残念でしたが、なぜか2日目から感覚が良くなって練習通りに出来るようになりました。

―プロ転向や日本ツアー参戦について

 3年後にプロ転向できる歳になります。その頃には日本ツアーでも活躍できるくらいになっていたいと思います。

―この優勝はこれまでの優勝で何番目に嬉しいか

 人生の中で何回か優勝はしていますが、今回のように涙が込み上げそうになるとか、感動して緊張したのは初めてでした。

―去年もこの大会に出場したが成長したところは

 飛距離は去年とあまり変わってないですが、スイングは変わりましたし、もっと安定したプレーができるように練習をしました。あとはパターの練習もしました。去年出場したことが良い経験になって技術を磨けたと思います。

―日本ツアーに憧れは

 もともと日本が大好きです。去年、今年とこのような大きな大会に出られて、試合の環境もギャラリーの皆さんも素晴らしいですし、プロの先輩たちもすごく優しくて、日本が好き、プレーしてみたいという気持ちになりました。

―日本が好きになったのは

 漫画が好きで、漫画を通して日本語を勉強していました。

―好きな漫画は

 呪術廻戦が大好きです。

―韓国人選手からアドバイスはあったか

 試合モードなのでアドバイスはないですが、初日に申ジエ選手に挨拶に行ったら、やさしく挨拶を返してくれて感動しました。

―申ジエ選手の存在

 たぶん(世界中で)60勝以上されていますよね。憧れ中の憧れの選手です。

―将来の夢は

 世界の舞台に出て、世界ランキング1位になるのが夢です。