プロト総研は、2024年3月度の中古車相場値上がり・値下がりランキングを発表しました。
グーネットに掲載されているクルマの掲載価格を集計し、いま相場が大きく値上がり/値下がりしている中古車がひと目で分かるランキングです。
愛車の購入や買い替えなどを検討する際にぜひお役立てください。
【中古車相場 値上りランキング】 ランドクルーザー70、根強い人気で高値傾向
1位は前月に引き続き、日産・エクストレイル(T30系)。変動率は前月からほぼ横ばいの+23.00%でした。3位には前月比+4.68ポイントのトヨタ・セルシオ(30系)が、前月7位から順位を上げています。
このほか、前月TOP20圏外だったトヨタ・ランドクルーザー70(70系)が9位に急浮上。また、ランドクルーザープラド(120系)も17位に入りました。
【今月の値上りピックアップ車種】9位・トヨタ ランドクルーザー70(70系)
本格的クロスカントリーモデルであるトヨタ・ランドクルーザー70。2023年11月に国内で再導入されました。年式を問わず、高値での掲載が目立ち根強い人気が窺えます。特に高年式・低走行の車両の流通が少なく、非常に高値での掲載が見受けられます。
【中古車相場 値下りランキング】 日産・リーフ(ZE0系)下落傾向つづく
中古車相場値下りランキングの1位は前月に引き続き、日産・リーフ(ZE0系)。変動率はランキング中唯一-30%を超え、-33.27%となりました。5位には同じく電気自動車の三菱・アイミーブ(HA系)が、前月から順位を1つ上げています。
【今月の値下りピックアップ車種】5位・三菱 アイミーブ(HA系)
三菱の電気自動車である三菱・アイミーブ。2021年販売終了となりました。低年式・高走行の車両を中心に低価格での掲載が見られます。バッテリーの経年劣化に伴う継続走行距離の短縮が価格に大きく影響していると考えられ、このような価格の下落傾向が今後も続く見込みです。
著者:グーネットマガジン編集部