『チャンピオン・カーニバル2024』後楽園ホール(2024年4月18日)
Bブロック公式戦 ○諏訪魔vs斉藤レイ×

 諏訪魔がレイを真っ向勝負で粉砕し、チャンピオン・カーニバル16年ぶり制覇へ向けて始動した。

 諏訪魔はこれが19度目のカーニバル出場。今年の出場メンバーで最多となるが、優勝したのは2008年の一度きり。実に16年ぶり2度目の優勝を狙う今年、初戦で世界タッグ王者・レイと対決した。

 レイのパワー殺法に手を焼いた諏訪魔はラリアットを連打するものの、逆水平連打を浴びて失速。ジャンピングボディプレスを投下されたが、パイルドライバーは決めさせず。ここ一番にしか見せないドロップキックを放つと、バックドロップで巨体をぶん投げて3カウントを奪った。

 諏訪魔がレイとの肉弾戦を制し、カーニバル初戦白星。16年ぶりV2へ向けて好スタートを切った。「今、旬のさ、斉藤レイに勝ててよかったな。幸先いいよ」と手応えも十分で、「気づけば、出ている中でも一番歳が上だし。でも、まだまだ元気だぞっていうのは見せていかないとね。ベテランの枠っていうのかな。最強の枠っていうのを独占しちゃうよ」とベテランならではの存在感を見せつけていく構えをみせた。次戦は4・20浜松大会のハートリー・ジャクソン戦となる。

【諏訪魔の話】「よし。幸先いいな。よし、1勝。まず1勝できた。今、旬のさ、斉藤レイに勝ててよかったな。幸先いいよ。気づけば、出ている中でも一番歳が上だし。でも、まだまだ元気だぞっていうのは見せていかないとね。ベテランの枠っていうのかな。最強の枠っていうのを独占しちゃうよ。チャンスだな。みんな今若いから、そこだけ隙間が空いてんだ。そこに行かせてもらう。さすがに重いな。若い力っていうか、怖さっていうのもわかったし。でも、まだまだはね返してやりますよ」

【レイの話】「クソ。強えな、あいつ。だが、いいか。おい、まだチャンピオン・カーニバルは今日始まったばかりだ。最後はこの俺、斉藤レイが笑ってビール飲んでやるぞ。楽しみしてろ」