『AEWダイナマイト』が現地時間22日、カリフォルニア州ベーカーズフィールドで行われ、柴田勝頼がFTWコンテンダーズシリーズ決勝戦でフックとともにブライアン・キースに勝利。5・26ラスベガス大会『ダブル・オア・ナッシング』で二人がFTW王者クリス・ジェリコに挑戦する3WAYマッチが決まった。

 柴田は5・18『AEWコリジョン』におけるFTWコンテンダーズシリーズ1回戦でロッキー・ロメロに勝利。この日、FTW王者・ジェリコへの挑戦権をかけてフック、キースと3WAY戦で対決した。

 ジェリコが実況席から見守る中、柴田は序盤からキースに逆水平を連発し、フックがフロントスープレックスで投げても裏投げで応戦。武者返しで叩きつけると、キースをクロスヒールホールド、足4の字固めで絞め上げた。

 その後も柴田は串刺しフロントハイキック、串刺し低空ドロップキックでフックとキースをなで斬り。フロントスープレックスで反撃したフックをキースがダイアモンドダストで攻め立てたが、次の瞬間、柴田がPKでキースを蹴り飛ばし、牛殺しもさく裂。すかさず足4の字固めで捕らえると、フックもスリーパーで絞め上げ、キースはたまらずタップした。

 レフェリーが柴田とフックの手を挙げ、二人の勝利が告げられた。この結果、柴田とフックが5・26『ダブル・オア・ナッシング』で王者・ジェリコに挑戦するFTW王座3WAY戦が決まった。柴田は5・1ウィニペグ大会でジェリコに挑み、敗れたばかり。早くも再挑戦のチャンスをつかんだ。