RIZINは28日、鈴木千裕が右手骨折のため7・28さいたまスーパーアリーナ大会を欠場すると発表。安保瑠輝也が代打に名乗りを上げ、マニー・パッキャオと対戦することになった。

 パッキャオ戦を控えていた鈴木はKNOCK OUT6・23代々木大会で師匠・五味隆典とパンチのみの特別ルールで対戦。ドローに終わったものの右手を負傷し、「右第5中指骨骨折」で全治4ヵ月と診断された。

 ドクターストップがかかり、7・28さいたまSA大会欠場を余儀なくされた鈴木に代わり、安保が名乗りを上げた。ビッグネームとの対戦に「急にこんなメチャクチャ大きいチャンスが巡ってきて、とてもビックリしてるしワクワクしてます」と武者震いした安保は「パッキャオ選手、メチャクチャ強いと思います。鈴木選手の無念の気持ちも俺が背負って、本当に勝つつもりで挑もうと思ってる」と意気込んだ。

 対するパッキャオはRIZINを通じてコメントを出した。対戦相手変更にも「ノープロブレムだ」と動じず。安保に対して「私を恐れずに名乗りを上げてくれたことに感謝したい。君にはボクシングが崇高でファンタスティックで、何より難しいことを教えよう」と自信満々に通告してきた。

 なお、契約体重が変更に。鈴木戦で予定されていた68.0kgから1kg増の69.0kgとなった。

☆7/28(日)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents 超RIZIN.3』12:00開場、14:00開始(予定)

▼RIZINスタンディングバウト特別ルール(69.0kg)
安保瑠輝也
(3分3R)
マニー・パッキャオ