館林市の春の風物詩「こいのぼりの里まつり」が始まり、約4000匹のこいのぼりが訪れる人の目を楽しませています。
「こいのぼりの里まつり」は多くの人に春の訪れを感じてもらおうと、市の観光協会などが2002年に20匹のこいのぼりを飾ったことから始まりました。
市制施行70周年を迎えた今年は、多々良沼や茂林寺川など市内の4会場で約4000匹のこいのぼりが飾られています。
このうち、メイン会場となる市役所前の鶴生田川では、約3000匹のこいのぼりが川の両岸にあるソメイヨシノの満開を待つように静かに揺れています。
また、会場では今年初めての取り組みとして、市民がデザインした手形で鱗を表現したこいのぼりなども楽しむことができます。
市の観光協会によりますと、会場付近の桜は現在2部咲きで、今週末には満開になる見込みだということです。
約4000匹のこいのぼりと桜の競演を楽しめるこのまつりは、市内の4会場で5月10日まで開かれています。