元日の地震発生後、能登半島沖で海底の地形調査を行った

測量船「拓洋」が金沢港に初めて入港し、船内が公開されました。

「拓洋」は、海上保安庁の最も古い大型測量船です。

船の底から音波を出し、反射したものから情報を受け取る「マルチビーム測深機」と

無人の潜水機を使用し、海底の深さを調査する役割を担っています。

25日、測深機の操作を行う観測室などが公開されました。

拓洋は能登半島地震を受け、2月2日から8日にかけて

能登半島沖を調査していて、能登半島の東およそ30キロの海底で

大規模な斜面崩落の痕跡を確認しました。

拓洋は金沢港で飲料水などを補給したのち、日本海での調査のため、

26日にも出港する予定です。