アウトドアの自然豊かな環境で、心地よい風を感じながらキャンプを楽しむ。料理を食べながら、火のそばで温まりながら、はたまた星空の下で心を落ち着かせながら、そんな時に手元にあると嬉しいのが、日本が世界に誇る伝統的なお酒「焼酎」です。今回は、キャンプにぴったりな焼酎の種類やおすすめの飲み方、さらには焼酎に合うおつまみについてご紹介します。

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キャンプではどんなお酒を飲む?おすすめの焼酎も紹介

開放的な空間で味わうお酒は、自宅で飲むお酒よりもおいしく感じられるものですよね。

お酒にはさまざまな種類がありますが、定番はやっぱり「ビール」です。最近では、「お酒に弱い」「次の日も運転があるからお酒は控えたい」といった事情があっても気兼ねなく楽しめる、ノンアルコールビールも人気を集めています。

その他にもハイボールやワイン、日本酒、ジンなどがあり、そのときの気分や料理に合わせて好みのお酒を選択するのが一番です。

今回は数あるお酒のなかでもどんな料理にも合い、幅広い飲み方を楽しめる「焼酎」について、おすすめの種類を紹介していきます!

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●芋焼酎は深みのある味わいが特徴

芋焼酎とは、サツマイモを主原料とした焼酎です。甘い香りと深みのある味わいで、焚き火を囲んでゆったりと過ごすキャンプの夜を彩ってくれるでしょう。

芋焼酎は、サツマイモの品種によっても味わいが異なるのも特徴です。銘柄によっては良い意味での「強いクセ」も感じられ、多くのお酒好きから愛されています。

風味が良いので、ストレートやロックで、焼酎そのものの香りや味わいを楽しむのがおすすめです。ただ、優しい味わいを求めるのであれば、水割りやお湯割りにするとまろやかな味わいになりますよ。

芋焼酎のなかでも、キャンプ向けに開発された『キャンプ無双 芋』は、甘みを感じられる、飲みごたえ抜群の芋焼酎。ウイスキーのような風味も感じられるため、飲み方の幅も広く、芋焼酎好きにも、芋焼酎に馴染みがない方にもおすすめできる一品です。

●麦焼酎はすっきりとした口当たりが特徴

麦焼酎とは大麦を主原料とした焼酎で、麦本来の清涼感あふれる香りとさっぱりとした飲み口が特徴です。

すっきりとした口当たりと香ばしい風味で、アクティビティで疲れた身体を優しく癒してくれるでしょう。キャンプの昼下がり、設営やアクティビティの後に麦焼酎を一杯…というのも良いですね。

さまざまな飲み方ができるので、「クセの強いお酒は苦手」という方にもおすすめできます。ロックや水割り、お湯割りはもちろん、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系果汁と混ぜてもおいしいです。

キャンプに持っていくのであれば、キャンプ用に開発された『キャンプ無双 麦』がおすすめ!長期貯蔵の麦焼酎古酒であり、円熟した深みのある味わいが、贅沢なひとときを演出してくれます。

●栗焼酎はまろやかな口当たりが特徴

その名のとおり、栗を主原料として作られる栗焼酎は、やさしくまろやかな味わいの焼酎です。

栗特有の芳醇で甘い香りが特徴で、いままで焼酎に苦手意識があった方や、焼酎に飽きてしまったと感じているような方でも、新鮮なおいしさを感じられるでしょう。風味豊かな焼酎なので、キャンプの夜、静寂の中で星空を眺めながら味わえば、日常を離れた特別な時間を楽しめるはずですよ。

ストレートやロックで飲むのもいいですが、アルコール度数が25〜35度と高めなので、水・お湯・炭酸などで割って飲むと飲みやすいです。紅茶などの割り物にも合いますが、栗焼酎本来の風味や味わいを楽しむのであれば、味のついていない割り物がおすすめ。

栗焼酎にもさまざまな種類がありますが、中でも人気なのは『無手無冠 栗焼酎 ダバダ火振』です。栗の香りを閉じ込めるように、低温でじっくりと蒸留された焼酎で、ふんわりと香るような風味を感じられますよ。

●そば焼酎はキレのある飲み口が特徴

そば焼酎はそばを主原料としたもので、爽やかな香りとキレのある味わいが特徴です。香ばしさも感じられるそばの風味は、濃いめの味付けのアウトドア料理とも相性抜群。

クセがなくすっきりとした味わいは非常に飲みやすく、時間帯やシーンを問わず、キャンプシーンにマッチしてくれます。ストレートやロックで飲んでもおいしい焼酎ですが、緑茶やほうじ茶、紅茶、梅干しなどもよく合いますよ。キャンプでおそばを茹でて食べ、そば湯割りでお酒を楽しむというのもおすすめです。

初めてそば焼酎を飲むという方には、『一刻者』や『知心剣』で知られる宝酒造の『十割(とわり)』がおすすめ。そば麹を使い、原料のすべてをそばで作り上げた焼酎なので、そば本来の香りや味わいを楽しめます。

キャンプにぴったりの焼酎の飲み方は?よりおいしくするためのアイテムも紹介

一口に「焼酎」といっても、種類はもちろん、飲み方によっても味わいが大きく変化します。キャンプで焼酎を楽しむのであれば、気分やシチュエーションに合わせて飲み方を工夫してみましょう。

ここでは、焼酎の基本的な飲み方や、より焼酎をおいしく飲むためのアイテムをご紹介します。

●本来の味わいを楽しむなら「ロック」か「ストレート」

焼酎の飲み方として王道でもあるロックやストレートは、焼酎の深みや繊細な香りを存分に堪能できます。

基本的に、焼酎はアルコール度数が高いので、ロックやストレートで飲むときは時間をかけて、ゆっくりと楽しみましょう。まったりとスローテンポでお酒を楽しめば、キャンプの時間がより深みのあるものになるはずですよ。

●風味を楽しみつつ飲みやすくするなら「お湯割り」

寒い季節のキャンプには、身体も心も温めてくれる「お湯割り」で焼酎を楽しんでみましょう。

お湯割りは焼酎本来の味わいを活かせるので、芋焼酎や栗焼酎のように香りの強い焼酎はもちろん、麦焼酎やそば焼酎のようにすっきりとした飲み口の焼酎も、風味が引き立ちますよ。

お湯割りのポイントは、まずお湯をグラスに注ぎ、その後に焼酎を加えることです。グラスの中で自然な対流が生まれ。お酒が均一に混ざり合うことで、かき混ぜる必要がなく、焼酎の味わいもまろやかになります。

●まろやかな味わいを楽しみたいなら「前割り」

まろやかな味わいを楽しみたい方には、事前に焼酎と割り物を混ぜて寝かせておく「前割り」がおすすめです。

キャンプに出発する1週間前〜前日に、焼酎と、水やお茶などの割り物を好みの割合でボトルに入れて冷やしておけばOKです。こうして寝かせておくことで、焼酎と割り物が十分に馴染み、アルコールの刺激や焼酎特有の強い風味が和らぎます。

キャンプ場へ持っていく荷物や、キャンプ場での準備の手間を減らせるので、手軽にお酒を飲みたい方にもおすすめの方法ですよ。

●保冷効果の高いボトルがあれば持ち運びも冷蔵も楽ちん

焼酎は瓶入りのものが多く、「持ち運びがしづらい」「クーラーボックスで冷やしづらい」といったように、キャンプでは不便に感じるシーンが少なくありません。

そんな時に活躍するのが、保冷性に優れたボトルです。STANLEY(スタンレー))の『クラシック真空ボトル』のような真空断熱構造のボトルであれば、必要な量の焼酎を、冷たいまま持ち運ぶことができます。

保冷性が高いボトルは、氷を入れる容器としても役立つので、焼酎以外のお酒を楽しむときにも重宝しますよ!

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●保温保冷効果が高いステンレス製のコップで温度をキープ

焼酎をおいしく味わうためには、冷たさや温かさをキープできる、保温保冷効果が高いコップを用意するのもポイントです。

ダブルウォールグラスなど、保温保冷効果の高いガラス製のコップも多数ありますが、キャンプへ持っていくなら割れにくく安全性の高いステンレス製のコップがいいでしょう。

なかでも、魔法瓶ブランドのパイオニアとして愛され続けているサーモスのタンブラーは、ステンレスの真空二層構造で飲み物の温度を長時間保てます。サイズや形状もさまざまですので、自分にぴったりな製品を探してみてくださいね。

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焼酎にぴったり!超簡単に作れる絶品おつまみレシピ

焼酎を飲むときには、お酒が進むおいしいおつまみが欠かせないですよね。

ただ、キャンプだと自宅とは勝手が違うため「おつまみが作りづらい」と感じることも少なくないでしょう。そこでここからは、キャンプでも簡単に作れる、焼酎にぴったりのおつまみレシピをご紹介します。

●アボガド&ツナのごま油あえ

アボカドとツナのごま油あえは、火を使わずにサッと作れる超簡単なおつまみレシピです。アボカドを切ってツナや調味料と混ぜ合わせるだけなので、料理が苦手な方や手間をかけずにおつまみを作りたい方にもピッタリですよ。

アボカドとツナの濃厚な味わいが焼酎によく合い、お酒も箸も止まらなくなる一品です。

【材料】

  • アボカド:1個
  • ツナ缶:1缶
  • 刻みタイプの韓国のり:好きなだけ
  • ごま油:大さじ1
  • にんにくチューブ:3cm
  • 塩:小さじ1/2

【作り方】

  1. アボカドを1口大に切り、お皿に盛り付ける
  2. アボカドの上にツナをのせ、ごま油、塩、にんにくを均等に加えて軽く混ぜる
  3. 最後に韓国きざみのりとごまをトッピングし、完成

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●チーズ入りちくわの磯部揚げ

焚き火を囲んで飲むお酒のおつまみに、チーズ入りちくわの磯辺揚げはいかがでしょうか。下準備をした食材をホットサンドメーカーにセットして焚き火にかければ、アツアツのおつまみを楽しめます。

表面のカリッとした食感と、とろけるチーズのハーモニーがたまらないですよ!

【材料】

  • ちくわ:2本
  • さけるチーズ:1本
  • A:小麦粉 大さじ2
  • A:水 大さじ2
  • A:青のり 小さじ1
  • 油:大さじ1

【作り方】

  1. さけるチーズを1本を縦4等分に切り、ちくわの穴にチーズを差し込む
  2. ちくわを4等分に切り、【A】を混ぜ合わせた生地でちくわをコーティングする
  3. ホットサンドメーカーを予熱し、油をひいて、コーティングしたちくわをのせて挟む。弱めの中火で片面1分半、裏返してさらに約1分焼き、全体がカリッとしてチーズが溶けるまで焼き上げれば完成

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●サバ缶味噌煮込み

サバ缶味噌煮込みは、冷え込む時期に、焼酎のお湯割りと一緒に楽しみたいおつまみレシピです。サバの濃厚な味わいと味噌の深みが、焼酎の風味を引き立ててくれます。

サバ缶を使ったレシピなので、手間をかけずに作れるのも嬉しいポイントです。

【材料】

  • サバ缶:1缶
  • 玉ねぎ:1/2個
  • 生姜:1片
  • 水:大さじ3
  • 砂糖(三温糖):大さじ1
  • 味噌:大さじ1

【作り方】

  1. 玉ねぎを薄切りに、生姜を千切りにする
  2. 鍋に水・三温糖・味噌を入れて火にかけ、調味料を沸騰させる
  3. 沸騰したら、サバ缶、玉ねぎ、生姜を加え、中火で煮ます
  4. 15分程度煮込み、煮汁にとろみが出たら完成

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まとめ:おいしい焼酎をお供にキャンプの時間を堪能しよう

「お酒を飲むのもキャンプの楽しみのひとつ」と考えている方は多いでしょう。焼酎は飲み方が幅広いほか、料理にも合わせやすく、キャンプにぴったりのお酒です。

焚き火を囲みながらお気に入りの焼酎やおつまみを楽しめば、きっとキャンプのひとときがより特別なものになるでしょう。

今回の記事を参考に、ぜひキャンプで焼酎を楽しんでみてくださいね。