1日夕方、札幌市豊平区のパチンコ店で、駐車場に保管されていたのぼり旗に火をつけ、焼損させたとして、43歳の男が逮捕されました。

 器物損壊の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区新琴似に住む43歳の個人事業主の男です。
 この男は1日午後5時50分すぎ、札幌市豊平区月寒中央通のパチンコ店の地下駐車場で、保管されていたのぼり旗に火をつけ、焼損させた疑いが持たれています。
 警察によりますと、十数本ののぼり旗は、駐車場のわきにまとめて保管されていました。
 店舗の関係者が出火に気づき、消火器で火を消し止めた後、警察に「のぼりに火をつけられた」と通報。
 警察は防犯カメラの映像などから当日、車で訪れていた男を割り出し、翌2日午後、逮捕しました。
 けが人や建物などへの延焼はありません。
 取り調べに対し、43歳の個人事業主の男は「負けて、イライラしてたから」などと話し、容疑を認めているということです。
 警察は犯行の手口や余罪など、引き続き調べをすすめています。