桜前線が駆け足で北上し、早くも札幌に到達しました!

 札幌管区気象台で18日午前、職員がソメイヨシノの標本木の開花状況を確認しました。

札幌管区気象台 近藤光観測技術指導官
「5〜6輪の開花を発表しました。それに伴って本日、札幌の桜の開花となります」

 4月18日の桜開花は平年より13日早く、統計史上最も早かった去年より3日遅くなりましたが、統計史上2番目の早さです。
 札幌では、15日に観測史上最も早い夏日となるなど気温が高く経過したことから、記録的に早い開花になったとみられます。

児玉晃気象予報士(18日)
「けさは小雨の降るあいにくの天気ですが、桜は元気に咲いています。日本気象協会によりますと、満開の予想は4月22日。この先、記録的な暑さになることはないので、桜の花を長く楽しめることを願いたいですね」

 一方、函館でも午後3時、気象台の職員らが五稜郭公園の中にある標本木で桜の開花を観測しました。
 函館の桜の開花は平年より10日早く、統計史上最も早かった去年より4日遅くなりましたが、こちらも統計史上2番目の早さです。

 一気に北上した桜前線ですが、札幌と函館の桜が同じ日に開花したのは2019年以来5年ぶりだということです。