画像は野間(左)に笑顔で話しかける秋山

 

5月16日 〇7―5 DeNA7回戦(横浜スタジアム)
通算35試合19勝16 敗(首位阪神まで2・5差、2位DeNAまで0・5差、3位変わらず)
18時開始・3時間17分、30,770人
相手先発 バウアー●2回8安打7失点
広島本塁打 西川5号②

 

一番セカンド菊池
二番ライト野間
三番センター秋山
四番ファーストマクブルーム
五番レフト西川
六番キャッチャー坂倉
七番サードデビッドソン
八番ショート韮澤
九番ピッチャー床田〇(7試合4勝)7回109球8安打3失点(自責3)
ケムナ
島内H
矢崎S(10試合3勝2S)

 

話題のバウアーをプレーボールから20分弱で広島打線が攻略した。


一死から野間がライトフェン直二塁打(足を痛めて代走堂林)。暴投で堂林三進後、秋山も粘って7球目をライト線二塁打、まず1点。


さらにマクブルームもレフト線二塁打。これで2点目。止めは西川の5号2ラン。サイ・ヤング賞右腕の表情がどんどん険しく、かつ初めてバッテリーを組む山本のサインに対してどんどん首を振るようになった。


初回だけで36球。広島打線はじっくりその球筋を見て”品定め”できた。野間はストレート、秋山はカットボール、マクブルームはスライダー、西川はストレートを打った。


7回で1点止まり(デビッドソンのソロ)だった3日の初顔合わせでは序盤は速い球に手こずり途中からはナックルカーブが加わることで絞り球に苦労した。


まんべんなく打たれたことでDeNAバッテリーは成す術なし、となった。


二回にも前回対戦で2安打の韮澤が二塁打で先頭打者出塁。床田送りバント成功のあと菊池が9球粘って二ゴロで5点目を奪うと堂林四球を挟み秋山右前打で6点目。マクブルームも左前打で続き7点目…



これで勢いづいたのは秋山!四回の第3打席で上茶谷からセカンド内野安打を放ちNPB通算1500安打を達成した。


なお秋山はここまでチームでただひとり開幕からフルイニング出場中。この日の5の4が効いてこれで35試合55安打。これで年間224安打ペースとなり、西武時代の2015年にマークした216安打のNPB歴代最高記録を自ら更新することになるがそのストイックな世界を知るのは本人だけ…(ひろスポ!取材班&田辺一球)