昨年6月に人気シェフの鳥羽周作氏(45)とダブル不倫を報じられ、無期限謹慎処分を受けた女優の広末涼子(43)が17日、東京・有明の東京ビッグサイトで行われた「REBORN by BIOTECHWORKS―H2」ローンチイベントに出席し、仕事復帰した。

 離婚、独立騒動後、初めての公の場で、昨年5月の映画舞台あいさつ以来、11か月ぶり。「REBORN―」はゴミを減らし、持続可能な未来を目指すプロジェクト。広末は「次世代のためにアプローチする姿勢に勇気をもらいました。私もポジティブなメッセージを“役者として”発信できる人間でありたい」と語り、女優復帰への意欲をにじませた。

 トークショーは午前、午後の2部構成。午前は白シャツにデニム、午後は美脚を強調したショートパンツ姿で登場した。髪形は10代のデビュー当時を思わせるショートカットで、さわやかな広末スマイルは健在。左手薬指に指輪はなかった。

 環境問題に関するコメントは背伸びをせず、実体験を交えて「うちの次男は肌触りを大事にするので、生地が薄くなったり、ゴムがユルユルなのが好きで、洋服を着倒しています。普段着では恥ずかしいものは、パジャマにしています」とプライベートな話も披露。他の登壇者との受け答えも明瞭で、仕事のブランクは感じさせなかった。午前の部が終わってから更新したインスタグラムには「緊張したー」と率直な感想をつづった。

 再婚の可能性も含めて注目される鳥羽氏との恋の行方には触れず。また、取材可能なマスコミは主催側が10社に限定し、退場時の声掛け(質問)は禁止された。