俳優の赤楚衛二主演のフジテレビ系連続ドラマ「Re:リベンジ―欲望の果てに―」(木曜・後10時)の第2話が18日に放送された。

 巨大病院を舞台に、野心と復讐(ふくしゅう)心が入り乱れるオリジナルサスペンス。赤楚は、日本屈指の大病院の理事長の息子だが、医師にはならず週刊誌の記者として働く主人公・天堂海斗を演じる。父親が巻き込まれたある事件をきっかけに、理事長の座をめぐる巨大病院の権力闘争に身を投じていくというストーリー。(以下、ネタバレがあります。ご注意ください)

 父・天堂智信(光石研)の葬儀の日、何者かに襲われて意識を失った天堂海斗(赤楚衛二)。山奥の診療所で目を覚ましたのは、5か月後だった。恋人・朝比奈陽月(芳根京子)に電話をかけるも拒絶され、職場である出版社へ赴くと、既に解雇されていた。

 智信が理事長を務めていた大病院・天堂記念病院へと向かい、看護師として働く陽月に事情を説明しようとするが、「今さら何なの」と取り合ってもらえない。意識を失っていた間に、仕事も恋人も失ってしまった…。

 その頃、天堂記念病院の理事会議室では新たな体制が発表され、海斗の伯母・天堂市子(余貴美子)が新理事長に就任していた。そして、理事会の中には大友郁弥(錦戸亮)もいた。

 アパートに戻った海斗は留守番電話を確認する。そこには陽月からのメッセージが何件も入っており、最後に「鍵はポストに入れておきます」とのメッセージで再生が終わり、呆然とする海斗。そこに、出版社の後輩・木下紗耶(見上愛)が訪ねてくる。「先輩の言うことが本当なら、ずっと眠っていたことを証明しないと」という彼女の言葉を聞き、海斗は紗耶とともに診療所へと向かう。

 数時間かけて着いた診療所には誰もおらず、今朝まで寝ていたはずのベッドすらも無くなっていた。落ちていた点滴の袋には、強力な麻酔の名前が。そして、この診療所は20年以上前に閉鎖していた。海斗は誰かの手によって、眠らされていたのだった。

 海斗は、病院の権力争いに巻き込まれたと思い、新理事に就任した大友を疑う。大友が幼少期に通っていた施設を訪れ、大友と智信の関係を知る。智信は、大友の母の執刀医であったことが判明した。海斗は、大友が恨みを抱えていると想像。大友と対峙して思いをぶつけた。一方の紗耶は、智信を担当していた看護師を取材。智信は殺されたことが判明し、それを口止めしていたのは大友だったことが分かった。

 駐車場で、大友の車に乗り込んだのはなんと陽月だった。二人が車の中でキスする様子を海斗は見てしまい…。怒涛のラストにネットは「しんどすぎるて!!!!!!」「うーわやられた」「うーん、地獄」「芳根京子のキスシーンそっちかぁぁぁぁぁぁ」「このキスシーンそういうこと?!」と動揺していた。