◆米大リーグ レイズ4―5エンゼルス(17日・米フロリダ州セントピーターズバーグ=トロピカーナフィールド)

 エンゼルスのマイク・トラウト外野手が17日(日本時間18日)、敵地のレイズ戦「2番・中堅」で出場し、1回にア・リーグ単独首位となる8号ソロを放った。

 1回、右腕フェアバンクスのフルカウントからの真ん中低めのシンカーをとらえた打球は170キロの速度で右中間スタンドに一直線。飛距離123メートルの一発はア・リーグ単独トップに立った。

 試合は8回にレイズに逆転されるも9回に開幕直後不振だったレンドンが同点打。ウォードが勝ち越し打で再逆転し、昨年、大谷翔平が本塁打しながら敗れて「なおエ」の危機を阻止した。

 トラウトの18試合で8本塁打はシーズンに直すと72本。自己最多の45本(2019年)を大幅に更新。大谷が2021年に作った46本塁打も大幅に塗り替える勢いだ。