◆メニコン杯 第27回日本少年野球 関東ボーイズリーグ大会(報知新聞社など主催)▽1回戦 狭山西武ボーイズ5―4県央宇都宮ボーイズ(14日・埼玉杉戸ボーイズG)

 2021年夏の全国王者・県央宇都宮は昨年覇者・狭山西武と接戦を演じたが、僅差で敗れた。

 2回に4点を先制されるも、その裏、真分太陽(3年)の左前打をきっかけに、日下田悠慎(3年)の中前適時打、若林琉斗(3年)の中前適時打などで3点を返してすぐに反撃。4回にも日下田の安打からチャンスをつくり、野中咲輝(3年)の右前適時打で同点に追いついた。

 2番手の大貫慶柘(3年)が3回から2イニングを無失点に抑える好投を見せていたが、5回に安打と失策で勝ち越し点を献上。打線も6回2死二塁、7回1死二塁と粘って得点機をつくりながら、あと1本が出なかった。「つないでつないでという、みんなでやろうとしている部分がやっと出始めていて、その中で狭山西武さんといういいチームとやらせてもらって、投手は1球の大切さ、打者も一振りの大切さというのを学ばせていただきました」と影山崇監督(53)。「負けはしましたが、夏に向けてすごくいい宿題を頂いたので、はいあがって(夏の)全国(大会)に選手を連れていってあげたいです」と収穫を口にした。