◆JERAセ・リーグ 中日―ヤクルト(18日・バンテリンドーム)

 愛知県名古屋市出身のビキニフィットネスアスリート、安井友梨が始球式を務めた。ユニホームに白いショートパンツ姿で登場。ゆっくりと振りかぶって投じたボールはワンバウンドで捕手のミットに収まった。「大会より緊張したけど、幸せな時間を過ごさせてもらった。楽しかった」と笑みがはじけた。

 始球式が決まった際には、球団を通して「生粋のドラゴンズファンです。夢にまで見た、バンテリンドームでの始球式をさせていただけるとは、本当に感無量です」とコメント。この日のために、東京のベースボールアカデミーに入会。ボールの握り方から投球フォームまで学び、毎日100回のシャドーピッチングで準備を進めてきた。自信満々で本番を迎え、「練習通りの球が投げられた。この挑戦がフィットネスの糧にもなると思います」と声を弾ませた。