筆頭株主の破産により経営危機に陥っているバスケットボールB2の青森ワッツは19日、一般から募っていた応援金の総額が1086万3916円に到達したと発表した。最悪の場合はチーム解散の可能性もあったが、今後の運転資金5000万円が確保できる見通しが立ったとして、応援金の受付は21日の今季最終戦(対岩手)で終了する。

 北谷稔行社長は「応援口座以外でも、パートナー企業様などからの売上の寄付や、団体や個人の皆様からの寄付など、数え切れないほど、たくさんの方々からの支援が集まりました。いただいたご恩は一生心に刻み、皆様に必ず恩返しいたします」などとコメントを発表した。

 青森は現在29勝29敗の東地区4位で、来月から上位8クラブで争うプレーオフへの進出を決めている。