◆JERAセ・リーグ 阪神―中日(19日・甲子園)

 阪神・大山悠輔内野手が待望の今季1号を放った。5回1死、福谷の150キロをバックスクリーンへ。完璧な一発に、中堅手の上林がすぐに追うのを諦めた。打率1割台に苦しむ主砲。前の試合まで開幕から18試合、72打席本塁打なしは自己ワーストを更新中だったが、75打席目で飛び出した。「ここまでチームのみんなに助けてもらってきたので、ここからもっとチームの力になれるように頑張ります」とコメントを寄せた。

 チームは2回に2点を先取し、3回に森下の4号ソロで11試合ぶりに3得点目を奪ったが、4、5回と4イニング連続で得点している。