◆サッカー男子パリ五輪アジア最終予選兼U―23アジア杯 ▽1次リーグB組第2戦 日本2―0UAE(19日・ドーハ)

 8大会連続五輪出場を目指すU―23日本代表が第2戦のUAE戦に臨み、2点を奪い、勝ち切った。初戦の中国戦は前半に退場者を出しながら1―0で勝利しており、2連勝で決勝トーナメント進出が決まった。

 前半27分には左CKからMF山田楓喜(東京V)が右サイドでフリーのMF山本理仁(シントトロイデン)へ送った。その山本のクロスにDF木村誠二(鳥栖)が頭で合わせ、先制ゴール。1点リードの後半21分は、DF大畑歩夢(浦和)のクロスにMF川崎颯太(京都)がヘディングで、ゴール右へ押し込んだ。

 初戦からスタメンを7人変更。前半アディショナルタイムにはPKがVAR判定で取り消し、後半16分にはゴールネットを揺らしたが、オフサイド。苦しい展開になると思われたが、待望の2点目を奪い、2戦連続クリーンシートで勝利を収めた。

 今大会の3位までが五輪切符を獲得し、4位なら5月9日にフランスでギニアとのプレーオフに臨む。

 U―23日本代表・大岩剛監督「最後、複数得点とれるチャンスがあったので、次ぎの試合に改善しなければいけない。(スタメン7人入れ替えて勝った)自信を持って送り出した。選手もこたえてくれた。非常に大きい1勝だと思います。しっかり我々は準備して分析をして望んでいる。3試合目もしっかり準備をして臨んでいきたい」