◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第1戦 シェブロン選手権 第2日(19日、米テキサス州カールトンウッズ・クラブ=6889ヤード、パー72)

 68位から出た西村優菜(スターツ)は2バーディー、2ボギーの72で回り、通算2オーバーの60位で予選通過を果たした。中継局のWOWOWの取材に応じ、「全体的に良かったが、なかなかスコアを作れずにもどかしいゴルフが続いていた。最後まで諦めずに予選カット(ライン)を見ながらも、集中して回れたので良かった」とうなずいた。

 終盤の8番でバーディーを奪い、カットライン上に食い込んだ。「6、7番で取れなかったので焦りもあったが、集中してサードショットが打てて良かった。アグレッシブにいくしかなかったので、思い切って振り切ることができた」。狙い所は狭かったが、1・5メートルにつけるショット力で、決勝ラウンド進出を決めた。

 緊張感のある中でのプレーで、終盤はリズムが崩れた場面もあったという。ホールアウト後には、練習場で調整へ向かった。決勝ラウンドに向けては「状態からするともうちょっとスコアが伸びてもいいんじゃないかと思うが、これがメジャーのセッティング。あと2日間、上を見て自信を持ってプレーしたい」と1つでも上の順位を目指す。