国際卓球連盟は23日、女子シングルスの最新の世界ランキングを発表した。

 前週のシングルスW杯で初の銅メダルを獲得した張本美和(木下グループ)が、前週の12位から8位に浮上した。今夏のパリ五輪団体要員の初代表をつかんだ15歳が、自身初のトップ10入りを果たした。

 上位はシングルスW杯を制した孫穎莎が1位、王曼昱は2位、王芸迪は3位、陳夢は4位、陳幸同は5位につけ、中国勢がトップ5を占めた。

 日本勢はパリ五輪代表の早田ひな(日本生命)が、日本勢最高の6位をキープ。2番手に8位の張本美、伊藤美誠(スターツ)は3番手の11位、パリ五輪代表の平野美宇(木下グループ)は13位につけた。

 日本男子は張本美の兄でパリ五輪代表の智和(智和企画)が、日本勢最高の9位を維持した。シングルスW杯で8強入りした戸上隼輔(井村屋グループ)は、日本勢2番手の21位に浮上。松島輝空(木下グループ)は同3番手の35位、吉村真晴(SCOグループ)は43位、パリ五輪団体戦代表の篠塚大登(愛知工大)は73位と続いた。