23日に行われた園田競馬7レース(サラブレッド系4歳以上C2クラス、ダート1400メートル)でキャリーアドリーム(牝4歳、父ノヴェリスト、西脇・北野真弘厩舎)が1着となり、騎乗していた土方颯太騎手(17)=西脇・高馬元紘厩舎=は16日のデビューから11戦目で待望の初勝利を挙げた。

 「もちろん、うれしいですが1勝できてホッとした気持ちもあります」と土方騎手。騎乗に関しても納得しているようで「レースをうまく作ることができました」と満面の笑み。師匠の高馬調教師は同レースにクァンタムリープを出走させて2着に終わったこともあり「うれしい反面、悔しい気持ちもある」と冗談まじりに弟子の勝利を喜んでいた。