左有鉤(こう)骨骨折を骨折し、2月に同か所の切除術を受けた巨人の育成・鈴木大和外野手が23日、ジャイアンツ球場で負傷後初となるライブBP(実戦形式の打撃練習)を行った。

 育成ドラフト1位左腕・三浦克也投手と6打席対戦し、中前への鋭い当たりも放った。2軍スタートとなった2月18日の広島2軍との練習試合(宮崎)で骨折して以来となる、実戦形式の打撃を行い「思ったよりもボールは見えたので良かった。安心しました」と振り返った。

 今季が入団3年目で、50メートル走5秒79の俊足を最大の武器。21日の全府中野球クラブとのプロ・アマ交流戦で約2か月ぶりに代走として実戦復帰。中堅の守備にも就いたが、24日からの3軍の独立リーグ交流戦・BC神奈川2連戦(相模原)では故障後初めて打席に立つ見通しだ。