東京11R・青葉賞・G2・馬トク激走馬=ショウナンラプンタ

 阪神2000メートルの新馬を勝ち上がり、前走の1勝クラス・ゆきやなぎ賞(阪神芝2400メートル)で2勝目を飾ったキズナ産駒。母フリアアステカは16年のラプラタオークス・アルゼンチンG1を勝っており、本馬は22年のセレクトセールで9400万円で購買された。

 折り合いを欠いたり、直線でもたれたり、気難しい面を内包しているが、レースを使うごとに徐々に解消。「大物感がある」と素質の高さを認めている鮫島克駿騎手が前走後「修正に取り組んできたことが実った。もっと上を目指せる馬」と胸を張った。

 前走後は放牧に出た外厩・山元トレセンから4月5日に帰厩。坂路で入念に追われて躍動感抜群の走りで駆けあがった。2歳時の東京スポーツ杯2歳S(4着)では上がりNO1の上がりを駆使。持続力があるタイプで距離延長は歓迎材料。スムーズに運べば差し切るシーンも。