◆高円宮杯U―18サッカー・プリンスリーグ東海▽第4節 浜松開誠館3―0浜名(27日、浜松遠州灘海浜公園球技場)

 浜松開誠館が浜名に3―0で快勝した。

 ともに静岡県浜松市内の高校という「浜松ダービー」で、成績も1勝2敗と並んでいた。お互いに球際で厳しく当たり、前半はスコアレスで折り返したが、後半15分に右からのMF青井梛砥(なぎと、3年)のクロスにFW米村修人(2年)が走り込んで先制。その1分後には、味方のスルーパスを受けた青井が追加点を奪った。

 1ゴール1アシストと活躍した背番号27は「開幕2連敗で、まずいと思っていた。ゴールに関わるプレーができてよかった」と笑顔。青嶋文明監督(55)も「選手はよくやった。浜名もいいチーム。こうやって切磋琢磨(せっさたくま)して浜松地区を盛り上げていきたい」と目を細めていた。(里見 祐司)