◆全日本プロレス「チャンピオンカーニバル2024」(4日、新潟・三条市厚生福祉会館)観衆793

 全日本プロレスは4日、新潟・三条市厚生福祉会館で春の本場所「チャンピオンカーニバル(CC) 2024」を開催した。

 大会ではBブロック公式戦の最終戦が行われ、これまで勝ち点8で三冠ヘビー級王者・安齊勇馬、諏訪魔、斉藤ジュン、斉藤レイが並ぶ展開で三条を迎えた。

 レイが本田竜輝、安齊が鈴木秀樹に敗れ優勝戦進出が断たれ、メインで同じ勝ち点8同士のジュンと諏訪魔が対決。勝った方が5・12横浜BUNTAIでの優勝戦進出が決まる一戦は、ジュンが14分18秒、サイコブレイクで諏訪魔を破り初優勝へ大きく前進した。

 ジャイアント馬場さんのふるさとで優勝戦進出を決めたジュンは試合後、マイクを持ち「決勝に進むのはこの俺、斉藤ジュンだ」と胸を張った。一方で5・3仙台大会で弟のレイに敗れ、大会前に「兄弟対決」で敗れたら大好物の「あんこ」禁止令が出ていたため好物が封印された。これにジュンは「チャンピオンカーニバル優勝したら甘い物を食べさせて欲しい」と観客に呼びかけると大きな拍手で同意を得た。

 これに気分を良くしたジュンは「優勝したらここに戻ってきてお店の笹団子全部食べてやる」と宣言していた。

 Aブロックの最終戦は5・6後楽園で開催。勝者がBUNTAIでジュンと優勝戦を争う。

 

 ◆5・4三条大会全成績

 ▼第1試合 GAORA TVチャンピオンシップ前哨戦8人タッグマッチ 30分1本勝負

芦野祥太郎、大森北斗、〇田村男児、ビッグ・THE・良寛(13分35秒、ラ・マヒストラル)ライジングHAYATO、黒潮TOKYOジャパン、MUSASHI、立花誠吾●

 ▼第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負

〇サイラス(9分24秒、リバーススプラッシュ→片エビ固め)羆嵐●

 ▼第3試合 ジャイアント馬場没後25年スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負

青柳優馬、〇大森隆男、デイビーボーイ・スミスJr.(18分12秒、アックスボンバー→片エビ固め)宮原健斗、綾部蓮、井上雅央●

 ▼第4試合 チャンピオン・カーニバル Bブロック公式戦 30分1本勝負

〇ハートリー・ジャクソン【2勝5敗=4点】(8分27秒、デスバレーボム→片エビ固め)ロード・クルー●【3勝4敗=6点】

 ▼第5試合 同公式戦 30分1本勝負

〇本田竜輝【2勝5敗=4点】(13分01秒、ファイナルベント→片エビ固め)斉藤レイ●【4勝3敗=8点】

 ▼第6試合 同公式戦 30分1本勝負

〇鈴木秀樹【4勝3敗=8点】(10分45秒、逆片エビ固め)安齊勇馬●【4勝3敗=8点】

 ▼メインイベント 同公式戦 30分1本勝負

〇斉藤ジュン【5勝2敗=10点】(14分18秒、サイコブレイク→片エビ固め)諏訪魔●【4勝3敗=8点】