来季の強豪復活にかけるマンチェスターUが、クリスタルパレス所属のフランスU−21代表MFミカエル・オリーズ(22)の獲得に本腰を入れることが明らかになった。

 英大衆紙『ザ・サン』が掲載した記事によると、5月6日に行われたマンU戦で好パフォーマンスを披露したオリーズにスカウト陣が注目。特にこの試合でセンターバックを務めたカゼミーロを格下扱いしたプレーに賞賛が集まっているという。

 オリーズは4−0大勝劇を飾ったマンU戦で先制点と4点目の2点を奪取。特に先制点はカゼミーロのタックルを易々と交わし、ゴール前までドリブルで持ち込む個人技を見せてのゴールだった。プレミアリーグでもトップクラスのクオリティを見せたと高評価を集めた。

 「サン」紙は、クリスタルパレスは”6000万ポンド以上は要求する”と報じ、オリーズの移籍金が日本円にして約118億8000万円となると伝えているが、22歳の将来有望なアタッカーを獲得する金額としては妥当。同紙はシーズン終了後に獲得交渉が本格化すると見ている。