◆JERA セ・リーグ 阪神7―2ヤクルト(19日・甲子園)

 阪神が逆転で連勝し、3カード連続の勝ち越し。1日以来の貯金6とした。岡田監督は阪神監督で通算500勝目を挙げた。

 初回、先発の才木が2失点。1死満塁、サンタナに左犠飛を献上。さらに2死一、二塁でオスナに右前適時打を浴び、追加点を与えた。それでも2回以降は立ち直り、5回2死一、二塁ではフルカウントからサンタナを見逃し三振に抑え、拳を握った。6回5安打2失点、122球の粘投で両リーグトップの5勝目。自身初の5連勝で勝利を呼び込んだ。

 打線は0―2の2回、無死二、三塁から梅野が犠飛、1死三塁から木浪も犠飛を放って同点。2―2の4回、先頭・ノイジー、梅野、木浪の3連打で満塁。才木が押し出し四球を選び勝ち越した。続く近本が右前適時打を放ち、ヤクルト先発・石川をKO。8回には無死満塁から木浪が中越え2点二塁打、原口が中前適時打を放ち、この回3点を挙げた。