巨人の坂本勇人内野手が27日、ジャイアンツ球場で2軍の残留練習に合流した。

 今季は61試合で打率2割3分4厘、4本塁打、18打点。打撃の状態が上向かず「振っててね、バットのキレがないというか、体のキレがない。そういうのは感じてます」と明かしつつ「やっぱり結果を求められる選手ですし、監督の期待に応えられていないのが一番悔しい」と話した。

 「リフレッシュ期間」とし、坂本は26日に出場選手登録を抹消。最短で7月7日のヤクルト戦(神宮)から再登録が可能になる。「早く戻りたいっていうのはもちろんですし、10日で戻りたいという気持ちもありますけど、難しいですね。ただ10日明けただけでもいいのか、何かつかんでから戻るのか。そこもちょっと任されている部分でもある」と葛藤を口にした。

 合流初日はグラウンドでアップを行い、室内練習場へ移動。約40分のティー打撃に汗を流した。トレーニングも行う予定で「体をまずメカニック的な部分もそうだし、トレーニングに時間を全部充てられる。やれること全部やります」と復活へ闘志を燃やした。