◆陸上 ▽日本選手権 第2日(28日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

 女子100メートル決勝は君嶋愛梨沙(土木管理総合)が11秒46で3連覇を達成した。スタートよく飛び出すと、力強いストライドで御家瀬緑(住友電工)らの追撃を許さずに、逆に差を広げてゴール。第一人者としての力を見せつけた。一方で、目標としていたパリ五輪出場は厳しく「3連覇できたのは良かったが、これで(100メートルでの)五輪はダメだったのかという思いが出た」と悔しい表情を見せた。

 29日からは連覇のかかる200メートルに挑む。こちらも現状では五輪出場は厳しいが「最後まで諦めずに堂々と走りきりたい」と笑顔で誓った。