先進7カ国(G7)気候・エネルギー・環境相会合が二酸化炭素(CO2)の排出削減対策をしていない石炭火力発電を2035年度までに段階的に廃止することで合意したことに関し、北電は道内に3カ所ある石炭火発のうち、砂川火発(砂川市)と奈井江火発(空知管内奈井江町)を27年に廃止することをすでに決めている。残る苫東厚真火発(胆振管内厚真町)は、燃焼時にCO2が出ないアンモニアを燃料に混ぜるなどして稼働を続ける計画だ。...