高岡工芸高デザイン・絵画科の1、3年生75人は19日、高岡市美術館で開催中の回顧展「生誕140年 竹久夢二のすべて 画家は詩人でデザイナー」(高岡市美術館、富山新聞社、北國新聞社、チューリップテレビでつくる実行委員会主催)を団体鑑賞した。生徒は夢二が生み出した多彩な作品に見入り、学びの参考とした。

 午前中は1年生40人が美術館を訪れ、一つ一つの作品を時間を掛けて見て回り、感想を話し合った。吉田朱理さん(15)は「人の表情を描くのが苦手なので、夢二をまねしてみたい」と意欲を示した。

 大橋茉央さん(15)は「ジャンルの違う二つの作品を両立するだけでも大変なのに、これだけ自由自在に表現できるのはすごい」と感嘆した。

 午後には3年生35人が訪れた。