5日午後3時ごろ、富山市八尾町武道原の山中で、富山西署員が人骨を発見した。頭蓋骨の一部分と、腕か足とみられる一部分を確認した。署は6日以降、見つかった骨を司法解剖し、死因などを調べる。

 署によると、人骨は1人分とみられ、半径約2メートル以内に散らばっていた。近くには作業服の上下や長靴、トランクスが見つかった。5日、山菜を採っていた付近住民が人骨のようなものを見つけて同署に届け出たため、署員が周辺を捜索した。

 現場は室牧ダムの南西側約2キロ先の山中。同署は事故と事件の両面で調べている。