新潟県新発田市の五十公野公園のあやめ園で6月12日、恒例の「しばたあやめまつり」が始まった。すでに早咲きのハナショウブが開花しており、訪れた人々は花をめでながら園内を散策していた。

 あやめ園は総面積約1・8ヘクタールで、敷地内にはハナショウブを中心に約300品種が植栽されている。ピーク時には約60万本の色とりどりの花々が咲き競う。

 市維持管理課によると園内は現在一分咲きで、見頃は例年同様20日ごろとみられる。2024年は新たにハート型に植えたスポットもある。担当者は「園内全体を回って、色とりどりの花を楽しんでほしい」と話した。

 市内の会社員男性(52)は「毎年この時季が楽しみ。これからもっと咲くと思うので、1週間ほどたったらまた見に来たい」と笑顔だった。

 まつりは6月23日まで。期間中は午後6時から9時までライトアップが行われる。土日には屋台やキッチンカーの出店のほか、大道芸などのイベントも。問い合わせは市観光協会、0254(26)6789。
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