果物に被害を与えるカメムシの増加をうけ、広島県は注意報を発表し生産者に注意を呼びかけています。

カメムシはナシやリンゴなど、果物全般に被害をもたらす害虫です。

広島県が県内33地点で越冬したチャバネカメムシを調べたところ、過去10年平均の2.8倍でした。

世羅町エリアでは過去3年平均の5.4倍となるクサギカメムシが越冬していたということです。

県はカメムシに注意を促す注意報を発表しました。

果物の生産者に、カメムシの活動が活発になり始める夕方に薬剤を散布したり、早めの袋掛け作業をしたりするよう呼び掛けています。