「星のや沖縄」で琉球文化に触れる2泊3日のラグジュアリーステイ|おすすめモデルコース

かつて琉球王国として海外交易で栄え、現在も国際色豊かな沖縄県。王朝時代より育まれた琉球文化は建築や工芸、食、芸能など多方面において今も息づいています。
沖縄本島中部・読谷村の海岸沿いに立つ「星のや沖縄」は、沖縄の文化・歴史を取り入れた最高峰のラグジュアリーリゾート。非日常の空間で海を眺めながら過ごし、沖縄観光や郷土食、伝統工芸も楽しめる2泊3日の極上ステイをご案内します。

モデルコースのポイント

  • 沖縄観光の王道スポット巡り
  • 暮らすように滞在し、琉球文化を体感
  • 沖縄で育まれた豊かな美味を満喫

<1日目>

  • 1金月(きんちち)そば
  • 2座喜味城跡(ざきみじょうあと)

<2日目>

  • 3国営沖縄記念公園(海洋博公園)沖縄美ら海水族館
  • 4海人料理 海邦丸
  • 5瀬底島
  • 6Ringo Café

<3日目>

  • 7星野リゾート バンタカフェ
  • 8首里城公園
  • 9首里染織館suikara
  • 10角萬漆器
  • 11CAFE 角萬

1日目

那覇空港

車で約60分

13:00 金月(きんちち)そば

沖縄県産全粒粉を練り込んだ自家製麺が自慢の沖縄そば

「金月そば(並)」800円。小は600円、大は920円 「金月そば(並)」800円。小は600円、大は920円

道の駅「喜名番所」の近くにある、沖縄そば専門店。沖縄県産小麦「島麦かなさん」の全粒粉を生地に練り込んだ、珍しい自家製麺が味わえます。全粒粉は食物繊維やミネラル、ビタミンが豊富に含まれているため、健康に対する意識が高まる昨今、さらに注目されるように。
おすすめは、店名の名前がついている「金月そば」。三枚肉と厚揚げがトッピングされ、別添えで軟骨炙りソーキがついています。スープはカツオだし。つるっ、モチモチとした食感と心地よい喉越しが楽しめる、凹凸ちぢれ太麺との相性がたまりません。

金月そば
  • URL:https://kintiti.ti-da.net
  • 住所:沖縄県中頭郡読谷村喜名201 MAP
  • 営業時間:11:00〜16:00
  • 定休日:月曜 ※祝日の場合は営業
  • TEL:098-958-5896

車で約10分

14:00 座喜味城跡(ざきみじょうあと)

名築城家の技が随所に残る世界遺産のグスク

城壁の一部は上ることも可能。標高約120mの丘陵地にあり、東シナ海を見渡す抜群の眺望

座喜味城は築城家として名を馳せた読谷山按司 護佐丸(ゆんたんざあじ ごさまる)が、15世紀初頭に築いたといわれるグスク(城)。そびえ立つ城壁とアーチ門によって、2つの郭が構成されています。2000年には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の資産のひとつとして世界遺産に登録。城壁の波打つような美しい曲線、アーチ門や城壁の精巧な石積みが、当時の築城技術の高さを物語ります。
併設の「世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアム」も、ぜひ足を運びたいスポット。館内では座喜味城跡の歴史や構造の他、読谷村の遺跡・文化・自然、沖縄戦について写真や映像、ジオラマなどで紹介しています。

座喜味城跡(ざきみじょうあと)
  • URL:http://www.yuntanza-museum.jp/
  • 住所:沖縄県中頭郡読谷村字座喜味 MAP
  • 営業時間:見学自由
  • TEL:098-958-3141(世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアム)
  • メモ:「世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアム」の詳細はHPで要確認

車で約10分

15:00 星のや沖縄

海辺で暮らすように過ごす、非日常のラグジュアリー体験

美しい海岸線沿いに広がるリゾートのコンセプトは「グスクの居館」。沖縄の史跡から着想を得た「グスクウォール」に囲まれ、敷地内には南国の草花が彩る庭や畑、海へと開かれたプール、アクティビティの拠点の道場などが点在。全客室オーシャンフロントの贅を尽くした空間で、唯一無二の滞在が叶います。

施設サイト
予約サイト
おすすめの客室

フゥシ

建物は2階までの低層仕様で全室オーシャンフロント。「土間ダイニング」を備え、琉球紅型(びんがた)の壁紙や、やちむん(焼き物)の茶器など沖縄の伝統工芸に触れられます。客室「フゥシ」には掘りごたつ式の「床座リビング」があり、海を眺めながらくつろげます。

15:30 「海辺のひととき」

旅人を癒やす「ぶくぶく茶」でほっと一息

さんぴん茶の上にフワフワの泡がこんもり。やちむんを代表する器「マカイ(茶椀)」にも注目

赤瓦の屋根の道場でふるまわれるのが、沖縄伝統の「ぶくぶく茶」。古来より航海や旅の安全を願う席などで親しまれてきました。煎り米を煮詰めた「煎り米湯」とさんぴん茶を泡立てた、風雅なお茶に癒やされます。

18:30 「宵の座」

伝統芸能の雅に酔う夕暮れ時

美しく華やかな琉球舞踊と、独特の音階による三線の音色に誘われ、いつしか琉球王朝の世界へ

夕刻、プールに隣接した「集いの館」では琉球舞踊や琉球空手などの伝統芸能を日替わりで披露。予約不要で誰でも気軽に楽しめます。琉球王朝時代より受け継がれる技や芸に触れ、往時に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

19:00 プール

インフィニティプールで眺める極上サンセット

プールは加温式で通年楽しめる。24時間利用できるので、星空や朝焼けなど時間ごとの美景に出合える

まるで海とつながっているようなプールは、サンセットを眺めるベストスポット。刻々と変わる空の色、海へと沈む夕日の輝きは時を忘れる美しさです。水深の異なる4つのエリアがあり、水中にイスを配した浅瀬では服のままくつろげます。

21:00 夕食「ギャザリングサービス」

客室で絶景と出来たて料理を堪能

沖縄料理を揃えた和食、洋食、しゃぶしゃぶのセットの他、アラカルトなど30種類以上のメニューを用意

海を眺めながら客室で夕食を楽しみたい時は、新しいスタイルのダイニングサービスはいかがでしょうか。シェフが下準備をした料理を好きなタイミングで仕上げて、本格的な料理が味わえます。出来立ての食事を自由気ままに、そして夕方から夜にかけて刻々と変化する絶景を満喫できます。

2日目

07:00 「朝の鍛錬深呼吸」

オーシャンビューの道場で朝のストレッチ

目の前には緑の芝生、その先には青い海が輝き、気分もリフレッシュ

毎朝、道場で行われるのが目覚めのストレッチ。琉球空手の型を取り入れた運動を、4拍で息を吸い8拍で吐きながら行います。爽やかな空気の中、ゆっくりと体を整えることで凝りがほぐれ、身体がほどよく温まります。

07:30 朝食「ダイニング」

優雅な朝食で一日をスタート

塩と泡盛の風味香るマース煮、ラフテー、ゆし豆腐、ジューシー(炊き込みご飯)など沖縄名物が並ぶ「琉球朝食」

天井が高く開放的なダイニングでの朝食は、沖縄の滋味に富んだ「琉球朝食」、彩り鮮やかな「シチリア朝食」からセレクト。カウンターにはフルーツやハーブをブレンドしたジュースが並び、目覚めの身体に染みわたります。

車で約90分

10:30 国営沖縄記念公園(海洋博公園)沖縄美ら海水族館

「美ら海」の個性豊かな生き物たちに感動

間近で泳ぐジンベエザメが大迫力の「黒潮の海」(写真提供/沖縄美ら海水族館)

沖縄本島北部・本部町の「国営沖縄記念公園(海洋博公園)」内にあり、絶大な人気を誇る水族館。「沖縄の海との出会い」をテーマに、沖縄周辺の海を自然に近い状態で再現。約710種もの多種多様な生き物たちの姿を臨場感たっぷりに楽しめます。
メインスポットは、巨大水槽で回遊魚が泳ぐ「黒潮の海」。魚類最大のジンベエザメや、世界初の繁殖に成功したナンヨウマンタが悠々と泳ぐ姿は迫力満点です。他にも神秘に満ちた深海の世界が広がる「深層の海」や「サンゴの海」、「熱帯魚の海」など見どころたっぷり。水族館周辺にはイルカやマナティー、ウミガメが見られる施設や休憩スポットもあるので、ゆっくり巡ってみてはいかがでしょうか。

国営沖縄記念公園(海洋博公園)沖縄美ら海水族館
  • URL:https://churaumi.okinawa
  • 住所:沖縄県国頭郡本部町字石川424 国営沖縄記念公園(海洋博公園)内 MAP
  • 営業時間:8:30〜18:30(入館締切17:30)※延長期間についてはHPで要確認
  • 定休日:HPをご確認ください
  • 入場料:大人2,180円、高校生1,440円、小・中学生710円、6歳未満無料
  • TEL:0980-48-3748

車で約10分

13:00 海人料理 海邦丸

旬の地魚とやんばるの恵みに舌鼓

マグロ、イラブチャー、アカマチなど盛りだくさんの「海ぶどう海鮮丼」1,650円(具材は仕入れにより変わる)

商業施設「オキナワ ハナサキマルシェ」内にあり、地魚を使った漁師料理や、地元の食材を使った沖縄料理が評判です。毎朝、市場の競りで仕入れる地魚はどれも鮮度抜群。旬の島野菜やアグー豚など、主に沖縄本島北部の食材を取り入れた自慢の料理を丼や定食、単品などで味わえます。
人気No.1は、沖縄県産の魚のみを盛り合わせた「海ぶどう海鮮丼」。日替わりで登場する6種類の地魚に、屋我地島(やがじしま)産の海ぶどうのプチプチ食感がアクセントになり、箸が止まらないおいしさです。「もずくの天ぷら」や「県魚グルクンの唐揚げ」、「手作りじーまみ豆腐」など、郷土料理の単品も充実しています。

海人料理 海邦丸
  • URL:https://www.instagram.com/kaihoumaru3343/
  • 住所:沖縄県国頭郡本部町山川1421-5 オキナワ ハナサキマルシェ内 MAP
  • 営業時間:11:00〜15:00(L.O. 14:30)、17:30〜22:00(L.O. 21:00)
  • 定休日:無休
  • TEL:0980-48-3343

車で約15分

14:30 瀬底島

沖縄の原風景が残る離島へ絶景ドライブ

サンゴ礁が広がるコバルトブルーの海に映える、全長762mの瀬底大橋

沖縄本島北部の本部半島と橋で結ばれた、周囲約8kmの離島。抜群の透明度を誇る海、広大なさとうきび畑など豊かな自然に加え、車で気軽に行けるアクセスの良さも魅力です。
島の西側に広がるのは、約800mの「瀬底ビーチ」。白砂が輝く天然のビーチからは伊江島(いえじま)や水納島(みんなじま)を望み、遊泳期間中は海水浴やマリンスポーツを楽しむ人々でにぎわいます。またサンセットスポットとしても知られ、夕焼けで一帯が赤く染まりゆく姿は心を揺さぶる光景です。
瀬底島は星空の美しさも別格。灯りが少ないからこそ際立つ満天の星は圧巻です。

瀬底島
  • URL:https://www.motobu-ka.com/tourist_info/tourist_info-post-696/
  • 住所:沖縄県国頭郡本部町瀬底 MAP
  • TEL:0980-47-3641(本部町観光協会)

瀬底大橋から車で約3分

14:45 Ringo Café

沖縄の豊かな恵みを閉じ込めた絶品マカロンが人気

「マカロン」各240円、「塩キャラメルのシュークリーム」600円、「ハイビスカスソーダ」500円(ドリンクはイートインの場合プラス10円)

トリコロールの国旗がはためく古民家でカフェを営むのは、フランス人のパティシエと日本人の奥様。瀬底島をはじめ沖縄の豊富な食材を用いたフランス菓子が評判で、遠方から訪れるファンも多い人気店です。
ショーケースを彩るのは26種類ものカラフルなマカロン。島バナナやパッションフルーツ、さんぴん茶、泡盛など、目移りするほど多彩なフレーバーが並びます。ずっと眺めていたくなる愛らしいマカロンは、サクッとした食感の後に素材の味が口の中に広がり、幸福感でいっぱいに。目にも舌にも麗しいケーキ類も、ぜひ味わってほしい逸品です。
クッキーなどの焼き菓子はギフトにもおすすめ。ザクザク食感が後をひくおいしさです。

Ringo Café
  • URL:https://www.instagram.com/ringocafe1/
  • 住所:沖縄県国頭郡本部町瀬底279 MAP
  • 営業時間:11:00〜16:00
  • 定休日:月・火・水曜
  • メモ:商品はエスプレッソ以外テイクアウト可。イートインはワンドリンク制

車で約75分

18:00 夕食「ダイニング」

美と食の融合が生み出す「琉球ガストロノミア〜Bellezza〜」

田芋のニョッキ キャビア(コース一例、季節で異なる)。味・栄養素・彩りを兼ね備えた、美を育む一皿を堪能

琉球王朝時代から息づく「クスイムン(医食同源)」を取り入れ、「健やかな美」へと導くコース。沖縄特有の食材が持つ力をイタリア各地の技法で引き出し、独創性あふれる9品へと昇華。やちむんや民具「バーキ」(竹籠)など沖縄の風土を物語る器が美食を演出します。

3日目

08:30 「朝凪よんなー乗馬」

爽やかな朝の浜辺を、馬と歩むひととき

褒める時は首筋をポンポンとたたいたり、乗馬後は食事をあげたりなど、馬との触れ合いも魅力

かつて琉球王府の広大な馬場があった読谷村。朝の乗馬体験では、波音と海風が心地よい浜辺を優雅に散歩します。はじめに馬の乗り方や手綱の扱い方などを丁寧に教えてもらえるので、初心者でも安心して楽しめます。

徒歩すぐ

星野リゾート バンタカフェ

全席が絶景の特等席。崖上の海カフェでゆったりブランチ

琉球畳をモチーフにした床に座布団が置かれた、海を近くに感じる「海辺のテラス」

「星のや沖縄」に隣接する国内最大級の海カフェ。入り江沿いに広がる敷地に、自然海岸の地形を活かした4つのエリアを備えます。エントランスの先に広がる「大屋根デッキ」からは水平線を一望。浜辺への散策路にある「海辺のテラス」、波に削られた大岩と植物が囲む「岩場のテラス」など、趣の異なるエリアからお気に入りを探すのも楽しみです。
メニューは「ポークたまごおにぎり」やゴーヤーをのせた「うちなーピザトースト」など、沖縄ならではのフードやドリンクが勢揃い。沖縄伝統のぶくぶく茶から発想した「ぶくぶくジュレソーダ」は、フワフワの泡をのせたソーダと水玉ジュレが爽やかなドリンクです。

星野リゾート バンタカフェ
  • URL:https://banta-cafe.com
  • 住所:沖縄県中頭郡読谷村儀間560 MAP
  • 営業時間:10:00〜日の入り1時間後(L.O. 日の入り)
    土・日曜・祝日、4月27日〜5月6日は8:00〜
  • 定休日:無休
  • TEL:098-921-6810
  • メモ:営業日や営業時間は都合により変更の可能性あり

11:00 星のや沖縄をチェックアウト

車で約60分

12:00 首里城公園

琉球王国を象徴する、沖縄屈指の観光スポットへ

扁額(へんがく)に書かれた「守礼之邦」は「琉球は礼節を重んずる国である」という意味(写真提供/首里城公園:守礼門)

14世紀頃の創建といわれ、琉球王国において政治や文化の拠点であった首里城。1945年(昭和20年)の沖縄戦で焼失後、1992年に首里城公園として整備された、沖縄のシンボル的存在です。
園内には朱塗りの楼門「守礼門」をはじめ、国王が外出する時に安全祈願をした礼拝所「園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)」、城郭内への正門「歓会門」、その他多くの見どころが点在。2000年には首里城跡などが世界遺産として登録されました。
2019年に正殿などが火災により焼失。現在は「見せる復興」をテーマに、復元の様子を一般公開しています。正殿の復元は2026年秋を予定。ガラス越しに作業工程を見ることができる今こそ訪れたいスポットです。

首里城公園
  • URL:https://oki-park.jp/shurijo/
  • 住所:沖縄県那覇市首里金城町1丁目2番地 MAP
  • 営業時間:8:00〜19:30、有料区域は8:30〜19:00(入場は〜18:30)
    ※時期により変動あり。HPで要確認
  • 定休日:無休
  • 入場料:有料区域は大人400円、高校生300円、小・中学生160円、6歳未満無料
  • TEL:098-886-2020

車で約4分

14:30 首里染織館suikara

歴史を物語る美しき布の世界

ギャラリーの一角にはショップコーナーも。財布やポーチなど日常に華を添えるアイテムはお土産にもおすすめ

琉球王国の時代から受け継がれてきた染物の「紅型(びんがた)」、織物の「首里織」の伝統技術を次世代へつなぐ拠点として2022年にオープン。琉球で誕生した紅型は鮮やかな色彩、大胆な配色が南国らしい染物で、沖縄の自然や文化をモチーフとしたものが多く見られます。王都として栄えた首里に伝わる首里織は、王族が着用した「花倉織」をはじめ格調高く優美な織りが特徴です。
ギャラリーでは首里織と紅型の着物や帯などを展示。繊細な手作業ならではの美しさに、思わず見入ってしまいます。首里織、紅型の工房ではともに体験プログラムを実施。当日でも空きがあれば可能ですが、予約した方が確実です。

首里染織館suikara
  • URL:https://suikara.ryukyu/
  • 住所:沖縄県那覇市首里当蔵町2-16 MAP
  • 営業時間:10:30〜18:00(季節により変動あり)
  • 定休日:火曜、年末年始、ウークイ(旧盆最終日)
  • 入場料:入館無料、体験プログラムは有料(詳細はHP参照)
  • TEL:098-917-6030

車で約5分

15:30 角萬漆器

「しまぬくくる(島の心)」を伝える琉球漆器を愛でる

ギフトの定番の箸は一膳4,500円〜(写真は4,900円)。コップは「塗り」とは異なる「たたき」技法を用いた作品

創業120年以上、沖縄で最古の「琉球漆器」の老舗。琉球漆器の技術は14〜15世紀に中国から琉球王国に伝わったといわれ、沖縄が誇る伝統工芸です。角萬漆器では伝統を受け継ぎ、さらに漆の可能性を追求した作品を生み出しています。
木材は用途によって沖縄の県花・デイゴやシタマキなど使用。漆を幾重にも塗り重ね、丁寧に仕上げられた漆器は見惚れるほどの麗しさです。花笠やハイビスカス、月桃など沖縄らしい図案の加飾(装飾)が、漆器を華やかに演出します。
同店が手掛けるジュエリーブランドにも注目。ピアスやネックレス、バングルなど装いをランクアップするアイテムが揃い、漆の新たな魅力を発信しています。

角萬漆器
  • URL:https://kakuman.jp/
  • 住所:沖縄県那覇市首里山川町1-54-1 MAP
  • 営業時間:10:00〜18:00
  • 定休日:日曜
  • TEL:098-943-3810
  • メモ:工房は営業時間内に随時見学可

同店舗内

16:00 CAFE 角萬

艶やかな漆器と人気スイーツの魅惑のコラボ

「お二人様用セット」2,100円。ドリンクはコーヒー、つぼくさ茶から選択可。アイスクリームは好きなフレーバーからチョイス

漆器の世界に触れた後は、同店内のカフェへ。「傷がつきやすそう」「使いにくそう」といったイメージを持たれがちな漆器の使い方や楽しみ方を、食を通じて提案しています。カフェで使用する漆器はすべて購入可能。実際に手にしてみると軽く、しっとりと手になじみ、次第に漆器への愛着が湧いてきます。
ドリンクはコーヒーや名護市産の「金川(かにがわ)紅茶」などを用意。那覇市繁多川の老舗「いづみ洋菓子店」のバナナケーキ、宜野湾市普天間の「CAFUNÉ」のアイスクリーム他、沖縄の人気スイーツも揃えています。おすすめはスイーツ3種とドリンク2つが味わえる「お二人様用セット」。ペアはもちろん、ひとりで注文する方も少なくないというお得メニューです。

CAFE 角萬
  • URL:https://kakuman.jp/pages/menu
  • 住所:沖縄県那覇市首里山川町1-54-1 角萬漆器内 MAP
  • 営業時間:11:00〜17:00(L.O.16:30)
  • 定休日:日曜
  • TEL:098-943-3810
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。