恵庭市で女性がしがみついた車を走らせけがをさせたとして42歳の女が傷害の罪で起訴されました。

傷害の罪で起訴されたのは恵庭市の無職国谷真理子被告42歳です。

起訴状によりますと国谷被告は先月10日恵庭市のドラッグストアの駐車場で助手席側の窓に40歳の女性がしがみついたままの状態で車を走らせ転倒させけがを負わせた罪に問われています。

国谷容疑者はおよそ100メートル車を走らせ、時速は35キロほどまで出ていたということです。

女性は転倒し頭を強く打ちくも膜下出血と診断されるなど全治2カ月の重傷を負いました。

札幌地検は国谷被告の認否を明らかにしていませんが、当初、殺人未遂の疑いで逮捕されたときには警察の調べに対し「逃げるために車を走らせたが殺意はなかった」と容疑の一部を否認していました。