3時間で80万円の被害です。札幌市の60代の女性がパソコンソフトウェアの販売会社を名乗る男に、電子マネーカードを買うように指示されおよそ80万円をだまし取られました。

22日、札幌市厚別区に住む60代の女性が自宅でパソコンを使用していたところ、画面上に「このPCは使えなくなった」という表示と警告音が流れたため、表示されていた電話番号に連絡しました。

女性が電話をかけると、パソコンソフトウェアの販売会社を名乗りカタコトの日本語を話す男にパソコンを元の状態に戻すための費用を電子マネーで支払うよう指示されました。

女性は男と電話を繋いだまま札幌市内のコンビニで5回にわたってギフトカードを購入し、あわせて82万円をだまし取られました。

午後11時過ぎの最初の請求からわずか3時間の出来事でした。

女性は5回目の請求を支払ってもパソコンが直らないことを不審に思い、警察に通報しました。

警察は不審だとおもったら詐欺の相談などができる警察相談専用ダイヤル♯9110を活用するよう呼びかけています。