札幌市南区の「ちゅうわ南保育園」で、保育士がいない時間帯も園児を預かっていたとして、市が事業停止命令を出しました。

来月1日から10カ月間の事業停止命令が出されたのは、札幌市南区の小規模保育事業所「ちゅうわ南保育園」です。札幌市によりますと、この保育園では3月に職員が一斉に退職していて、補充されるまでは同じ運営法人の別の保育園で園児を受け入れると申し出がありました。しかし、今年3月末からのおよそ1カ月の間、保育士がいない、または2人必要なのに1人しかいない状態で、一時的に3人から5人の園児を預かっていたとされています。

現在、この保育園の園児は、全員別の運営法人の保育園に転園する見通しが立っているということです。