プロパンガスの配送の仕組みを使った世界初の取り組みです。室蘭のガス事業者などによる低コストでの水素輸送の実証事業が行われています。

室蘭市で、24日と25日、水素エネルギーへの関心を高めるイベントが行われていて、水素の専門家による講演会などが開かれました。

その室蘭市内では、環境省からの委託を受けたガス事業者などが低コストで水素を輸送する実証事業を進めています。風力発電など再生可能エネルギーで作られたいわゆる「グリーン水素」を、プロパンガスの配送システムを使い宿泊施設や工場に送り届ける世界初の取り組みで、脱炭素社会の実現に向けて注目されています。

実証事業は先月末から本格的に導入されていて、来年まで行われる予定です。