競走馬「ウイニングチケット」や「ナカヤマフェスタ」などの繋養施設・うらかわ優駿ビレッジAERUが、『ウマ娘 プリティーダービー』のヒットによる影響を公式Xで語っています。

◆この3年はウマ娘の影響が計り知れないくらい大きかった
これは、デイリースポーツに掲載された「もっと評価されていい『ウマ娘』の功績 競馬に興味がなかった人々も魅了 牧場や馬主志望者に多大な影響」という記事を受けてのもの。同記事を引用しつつ、「この3年はウマ娘の影響が計り知れないくらい大きかったです」と切り出しています。

同施設の所在地である北海道浦河町は、「遠い」「移動手段が不便」などのハンデもあり、特に20〜30代の客層が一番少なかったとのこと。しかし、今ではそういった若い世代の来場が最も多いといいます。

引退馬見学に来た人たちは、『ウマ娘』をきっかけに実馬にも興味を持った人が多かったそう。同施設が提供する乗馬体験を体験したところ、それがきっかけで乗馬にもハマり、地元で乗馬クラブに入ったという話もよく耳にするようになったのだとか。

こういった影響もあり、「ウマ娘がきっかけとなり、競馬や乗馬人口をも増やしているウマ娘は、本当にスゴイです」とコメント。また、「ウマ娘に限らずブームが起これば色々な問題はあるかと思いますが、AERUは間違いなくコロナ禍で大ダメージを受けた中、ウマ娘に救われた部分が大きいと思います。大感謝です」ともしました。

ちなみに、公式Xの担当者は『ダービースタリオン』世代であり、同作がきっかけで馬に興味を持ったとのこと。「きっかけを与えてくれたコンテンツに出会えたことに感謝してます」と投稿を締めくくっています。