浅草は日本の伝統的な文化が集まる観光スポットです。
せっかく足を運んだのなら、日本の文化を堪能したいですよね。

そこで、今記事では〝和〟を思い切り感じられる和カフェ兼茶道体験サロンの「和茶子-wasako-」を紹介していきたいと思います。

本格的な和室がある空間で、川のせせらぎを感じながら和菓子と玄米珈琲を楽しんだので、気になる方はぜひ最後までご覧ください!

 目 次

  • 1 浅草にある「和茶子-wasako-」へ
  • 2 和カフェで「和菓子」と「玄米珈琲」を実食
    • 2.1 菜種きんとん
    • 2.2 お花見団子
  • 3 玄米珈琲
  • 4 石川県小松市の「行松旭松堂」の和菓子
  • 5 まとめ

浅草にある「和茶子-wasako-」へ

「和茶子-wasako-」は、浅草駅A4出口から徒歩20秒のところに位置しております。
駅から近いのはとてもありがたいですよね!

コレクション雷門ビルの5階になりますので、エレーベーターで上がります。
予約した旨を伝え、案内されたところはこちら。

扉を空けた瞬間ガラッと和空間。
本格的な和室スペースが、まず目に入りました。
畳だけでなく、掛け軸や赤い野点傘があることにより、さらに日本の風情が感じられます。

また、店内には川のせせらぎや鳥の声が感じられるBGMが流れています。
「和茶子-wasako-」では「R-LIVEスピーカー」という森の音を原音としたスピーカーを導入しており、入った瞬間に本当に森の中にいるのではないかと錯覚してしまうほど、自然の音を体感できます。
心身共に安らげる空間で、とても落ち着きました。

カフェは、入って左手にある、ソファーと椅子のスペースで、畳のある和室スペースは茶道体験用になっています。

和カフェで「和菓子」と「玄米珈琲」を実食

今回注文したのは「玄米珈琲&和菓子 ¥3850円」です。
和菓子は数種類の中から選ぶことができ、季節によって、ラインナップが変わります。
私と友人が選んだのは「菜種きんとん」と「お花見団子」。

玄米珈琲も含め、それぞれ一つずつ紹介していきます!

菜種きんとん

ビジュアルからして可愛い「菜種きんとん」は、黄色い菜種がさりげなく、心揺さぶられます。
お盆も桜が散りばめられていたり、折り鶴が飾られていたりとさりげないおもてなしを感じました。

和菓子を食べるときは手のひらに和菓子がのった懐紙ごと乗せて、菓子切で一口サイズに切りながら食べるそう。

カットしてみるのは、新鮮でワクワクしました!
菜種のきんとんは、白餡のきんとんです。
口にいれると、上品な甘さが広がり、思わず笑みがこぼれます。
和菓子は〝甘すぎる〟イメージがあったのですが、菜種のきんとんは、くどくない甘さなので、次から次へと口に運んでしまいました!

ビジュアル良し、味わい良しの幸福感がある和菓子です。

お花見団子

THE日本を感じられる「お花見団子」は、さくら餡、よもぎ餡、こし餡からできています。

一見、もちもちのお団子に思えますが、実は、炊き上げた餡を団子のように丸くした練り切りです。

お花見団子の醍醐味で、3種類の練り切りを楽しめるのが嬉しいです!

桜餡は春の訪れを感じられるほど、桜の風味が口の中に広がります。
よもぎ餡は、よもぎ特有の香りが鼻に抜け、さわやかな味わいです。
こし餡は、和菓子好きにはたまらない優しい味わいを堪能できました。

満足感が高く、春にぴったりの和菓子です。

玄米珈琲

初めて口にする玄米珈琲は、とても飲みやすかったです!
喉を通った後に、珈琲の味が後追いでやってきて、ほのかな甘味も感じられます。

珈琲で感じられる苦みとはまた違った豊かなコクがありました。

玄米珈琲とありますが、玄米を焙煎して粉砕したもので、ノンカフェインでグルテンフリーなところも魅力ポイントです!
和菓子との相性ももちろん、バッチリ!

和茶子では、京都の宇治抹茶も用意されていますが、抹茶が苦手という方でも玄米珈琲という選択肢がありますので、安心です。

石川県小松市の「行松旭松堂」の和菓子

石川県小松市にある行松旭松堂の外観
笑顔の素敵な行松さんご夫婦

「和茶子-wasako-」の和菓子は、石川県小松市の「行松旭松堂」さんからお取り寄せしています。
七代目の店主がご家族でお店を切り盛りしており、仲睦まじい様子に心が温まります。

行松旭松堂では、店舗やWEBサイトから、季節に合った和菓子を購入できます!

また、震災復興支援のための「復興支援菓子」があり、同じ県内でありながら、能登半島地震をはじめ、東日本大震災に熊本地震まで、お菓子の売上の一部を被災地に寄付するという取り組みを継続的に行っています。

まとめ

今記事では和カフェ兼茶道体験サロンの「和茶子-wasako-」を紹介しました。
いかがでしたか?
〝和〟を思い切り感じられる雰囲気のなか、和菓子や玄米珈琲を堪能でき、有意義な時間を過ごせました。
改めて「日本が大好き」と思えます。
浅草観光やほっと一息つきたいときに、足を運んでみてはいかがでしょうか。

「和茶子-wasako-」
住所:東京都台東区雷門2-18-15 コレクション雷門ビル5階
営業時間:10:00〜17:00(L.O.16:30)
定休日:木曜日
※営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
電話番号:03-3843-6765

著者:きむら