ファミリーマートは、5月28日からヨーグルト飲料「ファミマル のむヨーグルトカカオフルーツ」(189円)を発売する。捨てられることが多いカカオ果肉(カカオフルーツ)の果汁を有効活用する狙いだ。

 カカオはチョコレートの主要な原料だが、チョコレートに使用されるのは全体の30%にあたる豆(種子)の部分で、果肉などの部分は大半が廃棄されている。

 さわやかな甘酸っぱさといった、フルーツとしてのカカオの魅力を訴求することを狙い、飲みやすいドリンクに仕立てたもの。廃棄物の削減と同時に、カカオ農家の収入増にもつなげたい考えだ。

 数量限定で、関東と甲信、東海、関西地方の約1万1200店で発売する。