コード決済サービス「PayPay」で5月15日に発生した障害について、林芳正官房長官が同日午後の記者会見で触れ、金融庁からPayPay社に対し、「原因究明と顧客への丁寧な周知」を求めたと明らかにした。

 林官房長官は「原因については、PayPay社においてサイバー攻撃の可能性の有無を含めて調査中と承知している。政府としては金融庁やNISC(内閣サイバーセキュリティセンター)等の関係機関において情報連携を図ると共に、金融庁からPayPay社に対して原因の究明と顧客への丁寧な周知を求めている」とした。

 障害が発生したのは正午過ぎ。昼食時だったため、SNSでは「ランチの支払いができない」といった投稿が相次いだ。PayPay社によると、午後3時30分ごろに復旧したという。