岩手県内でモルックの普及活動を行う洋野町の競技団体大野ドリーム(村田昌之代表、25人)は、8月23〜25日に北海道函館市で開かれる世界大会に出場する。各地で体験会を開き競技人口増加に努める中、大会でも上位進出を目指し、さらなる盛り上がりにつなげる。

 世界大会は7回目で日本開催は初。現時点で国内や欧州などから650チーム超の参加を予定する。本県からも複数がエントリーし、大野ドリームは県内唯一の日本モルック協会公認団体として出場する。

 モルックは木の棒を投げて12本のピンを倒し、得点を競うフィンランド発祥のスポーツ。ピンには数字が書いてあり、1本倒すとその数字が、複数本倒すと倒した本数が得点として加算される。2チームが交互に棒を投げ、合計得点が50点ちょうどになったチームが勝利する。