福岡名物である「屋台」を外国人観光客らに薦める「屋台コンシェルジュ」が27日、福岡空港国際線の観光案内所に登場した。空港会社の案内所内に福岡市が配置。案内所のスタッフに屋台コンシェルジュとしても活動してもらう形だ。

 コンシェルジュは、案内所に立ち寄った外国人観光客らに、「屋台はおいしくクリーンでフレンドリー。福岡市のトレードマークの一つ」などと魅力を伝え、場所のほか「現金払い」「各屋台で飲み物を頼む」といった基本的な利用法、観光客の特性や希望に応じた具体的な屋台なども教える。そして「地元の人や他の来訪者らとのコミュニケーションを楽しんで」と送り出す。観光案内所と同様に英語でも対応するほか、7月からは翻訳機を使い多言語に対応する。