日本三大急流の一つ、球磨川の水源にほど近い白鳥山(標高1639メートル)の山頂付近で、ヤマシャクヤクが咲き始め、ハイカーの目を楽しませている。ヤマシャクヤクは山林で自生するボタン科の多年草で、草丈は30〜50センチ。茎の先端に花をつける。開花すると直径約5センチ。かれんな白い花が、山中ではひときわ目立つ。白鳥山は、熊本県八代市、同県水上村、宮崎県椎葉村の3市村にまたがって位置する。【もぎたて便】
[時事通信社]