忘れ物が激しい、というよりは「持っているべきものを持っていないことに気がつかない」という致命的なふわふわっぷりを発揮する我が家の兄妹。 細かいものを学校に忘れてくるなんていう生やさしいものではなく、リュックやランドセルごと失ってくるので彼らのカバンには紛失防止のタグがついています。 手元から離れるとすかさず通知が来るのがたいへんありがたいこのタグ。 見守りの役にも立つ優れものですが、それぞれに子どもたちの名前を登録しているため 学校へ送り出すたびに「まめが手元から離れました」「ゆめこが手元から離れました」なんていう通知が届く。切ない。 いつか子どもは親元を離れていくものだとはわかってはいるのだけれど、 それでもいつまでも一緒にいたいと思ってしまう私の気持ちに少しずつ覚悟を固めさせてくれる。 毎朝の儀式です。